意外と使える?簿記の日常的な使い方

こんにちは、ランプです。

最近、簿記の取得ができました。

そんな時に

「簿記とったけどあまり使う機関がなかった」

「経理の仕事には就く予定ないからいらないよ」

こういう意見が見られたので、日常的に使う方法について話していきます。

簿記の挑戦のきっかけ、使い方を考える機会になればと思います。

簿記による日常的な変化

簿記によって変わったこととして資産の考え方が変化しました。

「たったこれだけ?」

こう考えるかもしれませんが断捨離や保険の解約に踏み切りやすいといった利点があります。

ここからは実際に使われる資産からどういうことが分かるか紹介していきます。

資産はお金で換算できるものではない

資産と聞くとこう考えることが多いと思います。

「資産は世間でお金に換算できるもののことだよ」

「銀行に行ったら家も資産だし、車だっけ資産なんだからきっとそうだよ」

確かに銀行の審査でも資産として評価される家や車。

こういったものはほとんどの人が価値を感じるものです。

それなら家具が資産にならないのにも整合性があります。

しかし、それに当てはまらない考えがあります。

それは「お金持ちは資産がたくさんある」という考えです。

FIREが流行してしばらくたちますが、彼らがお金で困ったという話はあまり聞きません。

それとは別にこういうときも正しいか疑問です。

例えば、こういうことを考えてみましょう。

家を5000万で購入しそれに毎月10万の支払いをする手取り20万のAさん。

家賃を毎月5万を支払う手取り18万のBさん。

この場合、資産として多いのは5020万のAさんですが、自由に使える金額は10万。

しかしBさんは、資産としては18万ですが、自由に使える金額は13万。

私はお金持ちを「手元にあるお金が多い人(少なくとも日常生活で困らない人)」と考えています。

皆さんはどちらの方が理想に近いでしょうか?

資産はお金を増やす見込みがあるもの

それでは財務諸表ではどういったものが資産とされているでしょうか?

日常的に使ったり見聞きするものとしてはこれでしょう。

  • 現預金
  • 貸付金
  • 売却目的の家
  • 機械
  • 有価証券(株や債券等)

現預金は株が買えますし、貸付金は利息が付きます。

家も売れれば大金になりますし、機械は製品を作ってくれます。

株は配当をくれます。

それでは負債どうでしょう?

負債はお金を減らす要因となるものを指します。

  • クレジット買掛金(ツケ)

そうして実際に自分の手元に入ったものが純資産になります。

簿記ではこれらをまとめることをします。

つまり、簿記でやることはそれが資産か負債かどうかを判断し記録することです。

日常的に使えること

それではどういうことの簿記が使えるかを話していきます。

使える内容は以下の通り。

  • 必要費用の把握
  • 断捨離の難易度を下げる

順に見ていきましょう。

必要費用の把握

お金に困らないために資産を増やしと聞くとこう考える人もいます。

「じゃあ、保険なんかは入らない方がいいの?」

被害も規模にもよりますが大半は問題ないでしょう。

幸いなことに、世間はどこかのゲームのように当たっただけで即脱落する世界ではありません。

もちろんそういう事態もありはしますが、そう多くはありません。

これに関しては個人の懐事情になりますが共通していることはあります。

それは保険は「本当にまずいものの対してのもの」であるということです。

ゲームで例えますが、本当にまずいものを一撃必殺の落とし穴だとします。

保険はそこに土を使って深さを減らすようなものです。

ちゃんとした土を入れれば生き残ることは出来ます。

しかし、落ちた後に動けないならほとんど意味がありません。

保険は被害を全額負担してくれるものは少ないです。

どんな保険に入っても落ちることに変わりはありません。

完全に埋め立てたり、宙を浮くことは出来ません。

なので、保険の要不要は、穴に落ちて生き残れるかどうか、再起出来て歩けるかどうか。

これを考えれば大体は判断できます。

再起が難しいならそれは必要な保険です。

断捨離の難易度下げ

断捨離をすると悩むことが多いでしょう。

・貰いはしたけど使うことがなかったお土産

・あまり愛着はないが使う気がして捨てられない洋服

・一度も読まなかった本、使わなかった服

使う予定はないけど捨てる決心がつかないものはたくさんあります。

思い出があるものを捨てる必要はありません。

しかし、使う予定がないのに残すのは問題です。

UCLAの研究においてものが多いと疲れるという研究結果が出ました。

なので、物はあるに越したことはないということはありません。

ここで簿記です。

それが必要かどうかを「それが自分にとって資産になるかどうか」これだけで

判断できます。

こうした捨てられない理由の大半はそのものの用途をはっきりさせてないからです。

服は捨てはしないけど切る予定はない。

本は読む予定はないけど捨てられない。

こんな話がほとんどです。

そこで用途を決めてしまえば効果は大きいでしょう。

身近な例でいうと、新聞紙です。

実家の話ですが子どものころ、新聞紙捨てたらと聞いたら親にこう言われました。

「それは靴が濡れた時と習字の時に使うからこれは残しておく」

2~3週間するとストックができたのか、以降は捨てていました。

それにならって服や本の用途を売ることと設定したとしましょう。

売れれがそれでよし、売れないなら用途を満たさないから捨てる。

無駄に考えることが減ってくれます。

断捨離と聞くとよく捨てることに焦点が当てられますが、最終的に手元を離れればいいので自分から離れる用途にすれば断捨離も成功します。

まとめ

今回は簿記を取得して日常的に使える考えを共有させていただきました。

簿記は身の回りのものが本当に資産かどうかを見分ける力をくれます。

世の中には資産に感じる費用が多数存在します。

経済的自由を目指すならそういった費用を減らす方が早く進めます。

ただ、資産か否かのみで考えられないものもあるのでそれは気を付けて下さい。

じゃ、また今度。

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