こんにちは、ランプです。
皆さんの周りにこういう人はいますか?

昨日、課題のために徹夜したんだよ。

いやー、お前すごいよ!
私の周りでは寝ずに作業することを自慢する「徹夜ネタ」が多数見られます。
かくいう私も2:00~7:30就寝によって睡眠不足に陥ってしまいました。
睡眠を削って課題に時間を割くことが最善の手段と信じながら進んで徹夜していました。
忙しい時期を乗り越えて寝る時間を改善したところ、睡眠不足をしていた時の悩みがほとんどなくなりました。
徹夜は何の役にも立たないことを知れました。
今回は、1月の間苦しんだ経験から気づいたことを
- 睡眠不足の弊害
- 睡眠不足を解消する方法3選
に分けて紹介します。
睡眠不足の弊害


睡眠不足はなくした方がいいって聞くけどなんでなの?
対策を聞いてもなぜダメかが分からないと、一度経験する羽目になってしまいます。
そこで寝不足の支障を
- 目にクマができる
- 集中できなくなる
の2つを紹介していきます。
目にクマができる
睡眠不足になると目の下にクマにできます。
そもそもクマができる理由は、毛細血管のうっ血が原因です。
うっ血は血の巡りが悪くなっている状態です。
目元の皮膚は薄いことから、透けて見えるようになっているようです。
血の巡りが悪いので体に酸素を供給できず、ニキビなどの肌荒れの発生要因になってしまいます。

まだまだ大丈夫だと思っていたものが一気に崩れるなんてことも…
集中できなくなる
集中するときは必ず脳を使っています。
そして、脳の活動は酸素を使うことで動いています。
血の巡りが悪くなっているので、酸素の提供が少なくなりあまり動かなくなります。
デスクワークの際に長時間座っていると集中力が切れることがあると思いますが、理屈はそれと同じです。

頭が回らない→ミスをする→仕事が増える→残業が増える。
頭がしっかり動かないと自由時間が減ってしまうことも…。
睡眠不足の解消法3選

睡眠不足は日常生活に支障をきたしますので、さっさと解消しましょう。
私が実践したものを紹介していきます。
寝る時間を早くする
単純明快、睡眠を早くから始めると睡眠時間が増えます。
睡眠時間の改善のほかに睡眠負債の返済も可能になります。
睡眠負債は、不足した睡眠時間の貯蓄です。
どれだけ睡眠期間を前倒しにしても睡眠負債を返済できないなら変化は感じられません。
洗濯物で例えると、週に1回、6日分の服を洗濯できる洗濯機で洗っているようなものです。
7日分の洗濯機に変えると、使ったものは洗濯できても、残っているものには手が出ません。
こうした問題は週2など周期を縮めるか、洗濯機の容量を大きくするしか解決策はありません。
これは睡眠も同じで、寝るタイミングを増やすか、睡眠時間を増やすしかありません。
スマホの使用を控える
人間の体内時計は25時間と言われています。
これはユルゲン・アショフらによって発見されました。
そこでは、人間は光によって体内時計を調整していることが分かりました。
この性質で問題があります。
それはスマホの光でも体内時計が調整されてしまうことです。
とはいえ、スマホは生活に欠かせない必需品です。
なので、寝る2時間前にスマホを控えると、メラトニンによって眠くなるので寝付きやすくなります。
ジョギングして日差しを浴びる
運動と睡眠には深い関係があることが研究で示されています。
運動はストレス発散法としても使われており、心身的負担を減らしてくれます。
また、日差しを浴びることで体内時計を調整することができます。
さらに日光にはヴァイオレットライトという光があり、近視の対策にもなるので一石二鳥ができます。
それでも治らない場合
「病院に通って専門家の意見を聞きに行こう!」
こうアドバイスするのが一般的ですが、それでも治らないときがあります。
「そんな早い時間に寝ちゃうと俺の楽しみがなくなっちゃうよ!」
こういった場合はアドバイスを聞いても実行することはないでしょう。
だって、楽しみをなくしたら日常は一気につらいものになってしまいます。
私も退屈に過ごしたので気持ちは理解できます。
そこで勧めるのは講義を休む、有給を使うことです。

一言にすると、「やりたいことを朝のうちにやって心置きない状態で寝ましょう!」
ってことだね。
「休んじゃっていいの!?」
そう思う人もいると思いますが、上記の手段より断然やりやすいです。
学校は、少し(2~3日)なら大した支障はありません。
学業が不安なら後日先生に教えてもらえば解決です。
また、有給に関しては正当な権利です。
厚生労働省において年次有給制度の用途は
心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇
と紹介されています。
有給の役目から考えると、やはり使っても問題はありません。
それに、体調が万全な方が会社にとっても良いです。
例えば、あなたが経営者で、4人分の作業を1人でやってもらうとします。
任せた人は普段は1人分の働きができますが、寝不足によって0.7人分の働きが精一杯になっていました。
作業をさせた結果、4日で終わるだろう作業が寝不足だと、約6日も時間を要してしまいます。
これは企業にとって痛手であることは理解しやすいでしょう。
実際、ペンシルベニア大学らの研究で睡眠時間と作業効率の関係があることが発見されてます。
こうした例から考えられるのは、有給は社員と経営陣の両者がWin-Winになれる制度であることです。
社員は健康的になれて良し、経営陣は作業効率が増えて良し。
困る人は誰もいません。
現場の人には、自分と同じ状態なら同じ選択を取れるようにする、仕事で恩返しするなど別の方法で勝たせましょう。
なので、会社員の人は「俺にしかできない仕事があるんだ!」とかでもないなら休んじゃいましょう。
学生に関してもボーと聞くより、頭をしゃんとして聞く方が脳に残るでしょう。

休むのも仕事のうちって言葉もあるからね。
休むことを前向きに捉えてみるのもいいと思うよ。
まとめ

課題を終えるために睡眠時間を減らす選択は日常的に考えるでしょう。
直近の課題を解決する手段としては確かに有効です。
しかし、翌日以降のことを考えると良い考えとは言えません。
- 脳の活動が遅くなる
- 見た目に著しい影響を与える
これらがなくなると、人生に多大な影響を与えます。
そうならない方法として
- 寝る時間を増やす
- スマホの使用を控える
- ジョギングして日差しを浴びいる
- 有給使っちゃいなよ(場合による)
を紹介しました。
睡眠不足はないに越したことはないので使えるものを使っても良いでしょう。
じゃ、今度もよろしくお願いします。
コメント